東京市場は堅調か。米10-12月期GDP確報値が市場予想を上回ったことなどから、ドル円が111円台後半まで円安が進んでいる。同指標を受け、米国株も主要3指数がそろって上昇しており、米国株高・円安が日本株を押し上げる展開となりそうだ。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて110円高の19180円、ドル建ては180円高の19250円で取引を終えた。
国内では寄り前に2月の消費者物価指数など指標発表がいくつかあり、場中には中国でも3月PMIなどの発表が予定されている。米国株が指標を好感して素直に上げたことから、日本と中国に関しては、極端に悪い結果とならない限りは、相場を崩す材料とはなりづらい。中国指標が安心感のある内容となれば、そこから上げ幅拡大の展開も期待でき、おおむね良好な地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは19100円−19350円。