東京市場は堅調か。ダウ平均は8日続落と重いムードは続くが、米主要3指数は序盤に下げて持ち直しており、動きとしては悪くない。ドル円は足元で110円60銭近辺と、円高は一服傾向にある。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて170円高の18980円、ドル建ては245円高の19055円で取引を終えた。米新政権の政策実行能力への警戒が強まっているが、日経平均はきのうの大幅安で一定程度は織り込んでいる。米国株が大きくは崩れず、為替も持ち直しているなら、反動で買いが優勢となる可能性が高い。ただ、様子見姿勢の強い地合いも続きそうだ。日経平均は節目の19000円より上は維持しつつ、上は5日線(19166円)や一目均衡表の雲上限(19141円)が控える19150円どころが抵抗になると予想する。予想レンジは19000円−19150円。