東京市場は軟調か。米国では注目されていたオバマケア代替法案の撤回が決まった。これを受けたダウ平均は一時急落する場面もあった。ドル円も円高方面に振れており、足元では110円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて45円安の19095円、ドル建ては15円高の19155円で取引を終えた。ダウ平均は急落後に持ち直してはおり、ヘルスケアの問題が一応の決着をみたことで、次は減税との見方も強まるが、トランプ氏の政策実行能力に疑問符がついたことで、期待よりも警戒が強まる展開が想定される。一段と円高が進んだこともネガティブで、上値の重い展開が続くと予想する。日経平均の予想レンジは18950円−19200円。