東京市場はもみ合いか。欧州株は反発し、米国株は小幅安。米国のヘルスケア法案の行方を見守る地合いとなったが、採決延期が伝えられたことで米国株は値を消す展開となった。ドル円も同件をにらんで一進一退の動きで、足元では111円ちょうど近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて30円安の18900円、ドル建ては40円高の18970円で取引を終えた。トランプ政権の政策運営に対する不透明感が依然として残る中、週末でもあり、手控えムードが強まる可能性が高い。国内外ともに材料が少なく、凪の相場展開が想定されるなか、19000円近辺での小動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは18900円−19150円。