11時00分現在の日経平均株価は19048.88円(前日比7.50円高)で推移している。22日の米国市場では、原油安や英国で発生したテロ事件が重しとなったほか、明日予定される医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案採決を控え手控えムードが強く、NYダウは6ドル安となった。為替相場も引き続き1ドル=111円台前半から半ばで推移しており、本日の日経平均は7円高からスタートした。10時からは参院予算委員会で森友学園・籠池理事長の証人喚問が行われているが、日経平均は前日終値を挟んだもみ合いが続いている。<br/><br/>個別では、東芝<6502>が5%前後の上昇で推移している。半導体新会社について18年度の上場を検討していると報じられた。SUMCO<3436>は一部証券会社の投資評価引き上げを受けて4%高となっている。ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、富士重<7270>、ホンダ<7267>は小じっかり。また、沢藤電<6901>が連日のストップ高となっているほか、ウィルグループ<6089>、トーカロ<3433>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、前日逆行高を見せた任天堂<7974>は3%安と反落。ディーエヌエー<2432>は4%安と下げが目立つ。三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、ソフトバンクG<9984>もさえない。また、OKK<6205>、市光工<7244>、ヤーマン<6630>などが東証1部下落率上位となっている。<br/><br/>(株式アナリスト 小林大純)<br/>

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