21日の米国市場は、NYダウが200ドルを超す大幅な下げとなり、この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比340円安の18970円。円相場は1ドル111円台半ばでの推移となっている。シカゴ先物にサヤ寄せする格好となるなか、これまでのもち合いレンジの下限を試す展開になりそうだ。ただし、米政権運営に対する不透明感は既に警戒されていたほか、日経平均ももち合いレンジの下限を試す流れも意識されていたであろう。想定された動きのなか、売り一巡後の底堅さを見極めることになりそうだ。もっとも、インデックス売買の影響を避ける格好から、東証2部のほか、新興市場の中小型株での短期的な値幅取り狙いに向かわせよう。主力処については、内需・ディフェンシブ系に向かいやすい。個別では、格上げが観測されているNECネッツエスアイ<1973>のほか、目標株価引き上げが観測されている資生堂<4911>、ポーラ・オルビス<4927>などが注目されよう。<br/>

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