20日の米国市場は高安まちまちとなり、シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円安の19270円、円相場は1ドル112円台半ばでの推移となるなか、こう着感の強い相場展開になりそうだ。日経平均は25日線が19395円辺りに位置しており、同線を挟んでのこう着といったところか。また、先週はインデックスに絡んだ商いが日経平均を下支えしていたが、一方では中小型株には利食いが強まっており、マザーズ指数のトレンドもややシグナルが悪化傾向にある。IPOラッシュのなかで今週も多くのIPOが控えている。IPO銘柄に短期資金なども集中することから、他の中小型株には換金売りの動きが意識される。<br/>個別では足元でリバウンドをみせてきている任天堂<7974>のほか、目標株価引き上げが観測されているロイヤルホールディングス<8179>、格上げでクラレ<3405>、その他材料系でACCESS<4813>に注目。<br/>

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