東京市場は軟調か。東京市場が休場の間の欧米株は小動きであったがやや軟調。為替市場ではドル安・円高の流れが一段と強まっており、ドル円は足元で112円50銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて80円安の19270円、ドル建ては15円安の19335円で取引を終えた。先週はいったん下を試しながら持ち直した格好となったが、CME225先物は大きめの下げを示唆しており、円高を嫌気して売り優勢の展開が想定される。一方、下げ局面では日銀のETF買い期待が高まることに加え、時期的には3月決算銘柄の権利取りを意識した売買も期待できることから、安く寄った後は下げ渋るとみる。序盤の売りをこなした後は、25日線(19394円、17日時点)に収れんする動きになると予想する。日経平均の予想レンジは19250円−19420円。