11時00分現在の日経平均株価は19521.30円(前日比68.84円安)で推移している。16日の米国市場は高安まちまちだったが、日経平均は3連休を前に利益確定売りが先行して79円安からスタートした。大阪の学校法人を巡る問題が重しとの見方もあるようだ。ただ、為替相場は1ドル=113円台前半と米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けた円高が一服しており、日経平均はマイナス圏での小動きが続いている。ここまでの上下の値幅は約53円にとどまっている。<br/><br/>個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、三井住友<8316>などがさえない。アステラス薬<4503>や富士重<7270>は2%超の下落。また、タカラレーベン<8897>、ナイガイ<8013>、インベスターC<1435>などが東証1部下落率上位となっている。一方、東芝<6502>は公的資金を使って再建を支援する案が浮上してきたと報じられ5%前後の上昇。ファナック<6954>やファーストリテ<9983>といった値がさ株が堅調で指数を支えている。ソニー<6758>、三菱商事<8058>もしっかり。また、新家工<7305>、東京個別<4745>、北の達人<2930>などが東証1部上昇率上位となっている。<br/><br/>(株式アナリスト 小林大純)<br/>

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