16日の米国市場が高安まちまちだったほか、シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円安の19340円、円相場は1ドル113円40銭辺りでの推移となるなか、こう着感の強い相場展開になりそうである。連休を前に積極的な売買は手控えられる可能性も考えられるため、流れとしては中小型株での短期的な値幅取り狙いの商いが中心になりそうだ。トランプ政権として初めてとなる予算編成の指針「予算教書」の骨格が議会に提出された。<br/>国防費を大幅に増やすため、それ以外の予算を大胆に削減する内容となっている。防衛関連辺りへの物色が意識されそうだ。その他、東芝<6502>には、公的資金案を受けて短期筋の資金が向かいやすい。ソフトバンクG<9984>のAR/VRを活用した歯科治療支援システム開発を受け、任天堂<7974>などAR/VR関連への波及も。昨日の動きからは、中小型のゲーム株辺りも注目されやすい。<br/>

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