東京市場はもみ合いか。欧州株は小幅高で米国株はまちまち。FOMCを前に総じて様子見姿勢の強い地合いとなった。ドル円は114円90銭近辺での推移。材料が少なく動意は乏しいが、朝方にかけては円安方向への動きを強めている。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて20円高の19540円、ドル建ては90円高の19610円で取引を終えた。11時に中国の経済指標発表が控えているが、国内も全体的には手がかり難。決算期限の東芝はすでに再延期の見通しと報じられており、先月のようなショック的な全体株安を引き起こす可能性は低いと思われる。きのうの時点で東証1部の売買代金が1兆8000億円弱と商いは細っており、高値圏に位置しながらも盛り上がりには欠ける。海外同様に様子見モードに入り、小動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは19520円−19670円。