11時00分現在の日経平均株価は19244.76円(前日比99.39円安)で推移している。7日の米国市場では、トランプ大統領が薬価引き下げ等に言及したことから製薬セクターを中心に売られ、NYダウは29ドル安となった。円相場は一時下落する場面があったものの、米1月貿易赤字の拡大やロス米商務長官発言を受けて再び強含み、本日の日経平均はこうした流れを受けて35円安からスタートした。寄り付き後は一時19198.78円(同145.37円安)まで下落する場面があったが、売り一巡後は下げ渋る展開となっている<br/><br/>個別では、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、日産自<7201>などがさえない。三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株も小安い。アルプス電<6770>が3%超下落しているほか、三越伊勢丹<3099>も4%安と下げが目立つ。また、ヤマシンフィル<6240>、ニッタゼラチン<4977>、フィードワン<2060>などが東証1部下落率上位となっている。一方、任天堂<7974>が4日続伸しているほか、キヤノン<7751>、ファーストリテ<9983>、オリンパス<7733>もしっかり。東芝<6502>は中国家電大手が半導体新会社への出資に意欲と報じられ3%超の上昇。また、オハラ<5218>、ネクシィーズG<4346>、JALUX<2729>などが東証1部上昇率上位となっている。<br/><br/>(株式アナリスト 小林大純)<br/>

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