<br/>【反発、中小型材料株への物色続く、アカツキがストップ高】20日(月)<br/><br/>■概況■1028.41、+3.60<br/>20日(月)のマザーズ市場では、中小型株への資金流入を背景にしっかりした展開だった。大型株の手控えムードから中小型株に物色が向かいやすい地合いが続いた。マザーズ時価総額上位銘柄は上値が重く、前週上昇の目立った銘柄の一角では利益確定の動きも見られたが、値動きの軽い中小型の材料株に積極的な買いが向かった。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1037.76億円。騰落数は、値上がり147銘柄、値下がり78銘柄、変わらず3銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>マザーズ売買代金トップのアカツキ<3932>がストップ高水準まで買われた。一部証券会社による目標株価の大幅引き上げが観測されている。また、イントラスト<7191>もストップ高となり、アライドアーキ<6081>、リファインバス<6531>、GNI<2160>、シンプロメンテ<6086>などは10%を超える大幅高となった。その他売買代金上位では、エボラブルA<6191>、マイネット<3928>、フィルカンパニー<3267>、モブキャス<3664>、WASHハウス<6537>などが上昇した。一方、SOSEI<4565>、アスカネット<2438>、Gunosy<6047>などが軟調で、ミクシィ<2121>は小安い。また、前週買われたエルテス<3967>が利益確定売りに押され、マザーズ下落率トップだった。<br/><br/><br/>------------------------------------------<br/><br/><br/>【続伸、循環物色続く、JMCがストップ高】21日(火)<br/><br/>■概況■1032.86、+4.45<br/>21日(火)のマザーズ市場では、前日軟調だった時価総額上位銘柄が反発し、指数を支えた。前日まで上昇の目立っていた銘柄には利益確定売りが広がったものの、直近の調整で過熱感の薄れた銘柄などに買いが入り、循環物色の流れが続いていることが窺えた。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1193.07億円。騰落数は、値上がり105銘柄、値下がり110銘柄、変わらず13銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>個別では、マザーズ売買代金トップのアカツキ<3932>が大幅続伸した。一部証券会社による目標株価の大幅引き上げを受けて前日ストップ高となった流れが続いた。また、WASHハウス<6537>、エルテス<3967>、サイバーダイン<7779>などが上昇し、SOSEI<4565>やマイネット<3928>もしっかり。サイバーダインは「日本ベンチャー大賞」を受賞したと伝わっている。JMC<5704>はストップ高水準まで買われた。一方、イグニス<3689>、アスカネット<2438>、エボラブルA<6191>などが軟調で、モブキャス<3664>やFFRI<3692>も小安い。また、本日から日々公表銘柄に指定されたHMT<6090>が急反落し、マザーズ下落率トップとなった。<br/><br/>------------------------------------------<br/><br/><br/>【小幅に3日続伸、日経平均に連れ弱含む場面も、イントラストがストップ高】22日(水)<br/><br/>■概況■1033.79、+0.93<br/>22日(水)のマザーズ市場では、日経平均が弱含んだ局面で利益確定の動きが強まったものの、ここまで続いている循環物色の流れが支えとなった。本日は高値更新中で需給面の重しがない銘柄が特に選好されたようだ。なお、マザーズ指数は小幅に3日続伸、売買代金は概算で1157.76億円。騰落数は、値上がり116銘柄、値下がり99銘柄、変わらず13銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>JMC<5704>、アスカネット<2438>、WASHハウス<6537>、エディア<3935>などが10%を超える大幅高となった。JMCやWASHハウスは連日の上場来高値更新となり、エディアはリリースが材料視された。やはり上値追いの展開が続く直近IPO銘柄のイントラスト<7191>はストップ高で取引を終えている。その他、リファインバス<6531>、エボラブルA<6191>、サイバーダイン<7779>などが上昇した。一方、ここまで上昇が目立っていたアカツキ<3932>は反落。SOSEI<4565>、HMT<6090>、Gunosy<6047>も軟調だった。また、アンジェス<4563>、MS−Japan<6539>、GNI<2160>などがマザーズ下落率上位となった。<br/><br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/>【4日続伸、レノバは初値後ストップ高、ユナイテッド&コレクは値付かず】23日(木)<br/><br/>■概況■1046.96、+13.17<br/>23日(木)のマザーズ市場は、円相場の強含みとともに日経平均が一時3ケタの下落となるなか、マザーズ指数の堅調ぶりが目立った。朝方こそマイナスに転じる場面もあったが、その後は上げ幅を広げる展開となった。このところ強い値動きが続いている銘柄に加え、出遅れ感のあった銘柄や本日上場の銘柄などにも物色が向かった。なお、マザーズ指数は4日続伸、売買代金は概算で1285.50億円。騰落数は、値上がり97銘柄、値下がり121銘柄、変わらず10銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>JMC<5704>がマザーズ売買代金トップ。連日の大幅高及び上場来高値更新となった。また、GNI<2160>、メタップス<6172>、中村超硬<6166>も10%超の大幅高。米国での特許査定を発表したメドレック<4586>や新作位置情報連動型ゲームの事前登録を開始したモバファク<3912>はストップ高まで買われた。その他、サイバーダイン<7779>、SOSEI<4565>、フィルカンパニー<3267>、イグニス<3689>などが上昇した。一方、アスカネット<2438>、WASHハウス<6537>、アカツキ<3932>、リファインバス<6531>などがさえない。また、CANBAS<4575>、Gファクトリー<3474>、マーケットE<3135>などがマザーズ下落率上位となった。 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したレノバ<9519>は公開価格を50%上回る初値を付け、その後ストップ高水準まで買われた。また、ユナイテッド&コレク<3557>は買い気配のまま初値が付かなかった。<br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/>【続伸、中小型株への資金シフト続く、新規上場銘柄が活況】24日(金)<br/><br/>■概況■1056.68、+9.72<br/>24日(金)のマザーズ市場では、主力大型株が手掛けにくい中で、中小型株への資金シフトの動きから堅調な動きとなった。ここ数週間、マザーズ指数は週末にかけてやや手仕舞い売りが優勢となる傾向があったが、本日は中小型株の先高期待を映す展開になっている。なお、マザーズ指数は5日続伸、売買代金は概算で1348.40億円。騰落数は、値上がり131銘柄、値下がり83銘柄、変わらず9銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>GNI<2160>が連日の急騰、肺線維症治療薬「アイスーリュイ」の中国における新保険目録収載を発表したことが材料視された。前日に新規上場、好調なスタートを切ったレノバ<9519>は本日もストップ高。また、前日は買い気配のまま初値が付かなかったユナイテッド&コレク<3557>は、公開価格の2.8倍となる4500円で本日初値を付け、その後はストップ高水準まで上昇している。モバファク<3912>も連日のストップ高になる。中村超硬<6166>も大幅続伸で、JMC<5704>も続伸、分割権利落ちのリネットジャパン<3556>も急騰。一方、メドレック<4586>が大幅反落となったほか、メタップス<6172>、サイバーダイン<7779>、SOSEI<4565>、イグニス<3689>、WASHハウス<6537>、アカツキ<3932>などがさえない。また、トライステージ<2178>、あんしん保証<7183>などがマザーズ下落率上位となった。<br/><br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/><br/>

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