東京市場は堅調か。欧米株はそろって上昇。欧州では仏独の良好な経済指標が買い材料となり、米国ではウォルマートやホーム・デポなど小売株の強い上昇が全体をけん引した。ドル円は113円60銭台近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて65円高の19445円、ドル建ては80円高の19460円で取引を終えた。ドル円の動きがやや鈍い感はあるが、休場明けの米国株がほぼ全面高と上げ方も良く、米国株高を素直に好感する展開を予想する。あまり材料がなく、取引時間中は為替しだいとなりそうだが、きのうハーカー・フィラデルフィア連銀総裁が3月利上げの可能性を示唆し、今晩にはFOMC議事録の公表が控えていることから、円高には振れづらいと考える。むしろ米国株高を受けたリスクオンムードが円安基調を支える可能性が高く、終日しっかりの動きが続くと予想する。日経平均の予想レンジは19400円−19550円。