本日のマザーズ市場は、中小型株への資金流入を背景にしっかりした展開だった。大型株の手控えムードから中小型株に物色が向かいやすい地合いが続いた。マザーズ時価総額上位銘柄は上値が重く、前週上昇の目立った銘柄の一角では利益確定の動きも見られたが、値動きの軽い中小型の材料株に積極的な買いが向かった。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1037.76億円。騰落数は、値上がり147銘柄、値下がり78銘柄、変わらず3銘柄となった。<br/> 個別では、マザーズ売買代金トップのアカツキ<3932>がストップ高水準まで買われた。<br/>一部証券会社による目標株価の大幅引き上げが観測されている。また、イントラスト<7191>もストップ高となり、アライドアーキ<6081>、リファインバス<6531>、GNI<2160>、シンプロメンテ<6086>などは10%を超える大幅高となった。その他売買代金上位では、エボラブルA<6191>、マイネット<3928>、フィルカンパニー<3267>、モブキャス<3664>、WASHハウス<6537>などが上昇した。一方、SOSEI<4565>、アスカネット<2438>、Gunosy<6047>などが軟調で、ミクシィ<2121>は小安い。また、前週買われたエルテス<3967>が利益確定売りに押され、マザーズ下落率トップだった。<br/>

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