11時00分現在の日経平均株価は19175.64円(前週末比58.98円安)で推移している。17日の米国市場でNYダウは小幅ながら7日続伸した。ただ、為替市場では欧州の政治的不透明感が一段と広がったことから、円相場が一時1ドル=112円台後半まで上昇し、本日の日経平均は円高を嫌気して73円安からスタートした。今晩の米国市場が「プレジデンツ・デー」の祝日で休場となることから積極的な売買は手控えられており、寄り付き後の日経平均は19100円台でのもみ合いが続いている。<br/><br/>個別では、任天堂<7974>、ファナック<6954>、ソニー<6758>などが軟調で、三井住友<8316>、みずほ<8411>、JT<2914>は小安い。アステラス薬<4503>や楽天<4755>は2%超の下落。また、創業者の株式売出しが発表されたテンプHD<2181>は7%近く下げており、U−NEXT<9418>やYTL<1773>などとともに東証1部下落率上位となっている。一方、ソフトバンクG<9984>が3%近い上昇。米スプリントの売却を検討していると報じられた。前週末に通期決算と自社株買いを発表したブリヂス<5108>は5%超の上昇で推移しており、東芝<6502>やVテク<7717>も堅調、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、オリックス<8591>などは小幅に上げている。また、ショーケース<3909>、RSテクノ<3445>、大平洋金<5541>などが東証1部上昇率上位となっている。<br/><br/>(株式アナリスト 小林大純)<br/>

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