11時00分現在の日経平均株価は19029.83円(前日比65.41円安)で推移している。16日の米国市場はキング牧師の誕生日で休場だった。ただ、本日はメイ英首相の演説が予定されており、積極的な買いを手控えるムードが広がるなか、日経平均は56円安からスタートした。為替市場では1ドル=113円台まで円高が進む場面があり、寄り付き後の日経平均は一時18849.06円(同246.18円安)まで下落した。しかし、売り一巡後は下げ渋る展開となり、足元では19000円近辺で推移している。<br/><br/>個別では、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、みずほ<8411>などがさえない。JT<2914>は2%の下落。また、前日大きく上昇していたさくら<3778>や日本通信<9424>が急反落しているほか、第3四半期決算を発表したホギメディ<3593>も売られており、東証1部下落率上位に並んでいる。一方、任天堂<7974>が2%高で推移しており、ソニー<6758>やファナック<6954>もしっかり。東芝<6502>は小幅高。宇部興<4208>やJFE<5411>は3%高と上げ目立つ。また、宅配ボックス普及を政府が後押しするとの報道でアルファCo<3434>が急伸し、U−NEXT<9418>やゲンキー<2772>などとともに東証1部上昇率上位となっている。<br/><br/>(株式アナリスト 小林大純)<br/>

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