ファーストブラザーズ<3454>は13日、2016年11月期決算を発表。売上高が前期比220.5%増の146.06億円、営業利益が同40.0%増の39.66億円、経常利益が同37.8%増の36.62億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.7%増の22.87億円だった。<br/><br/>セグメント別では、投資運用事業の売上高は前期比54.5%減の12.12億円、営業利益は同58.7%減の9.04億円だった。既存の投資案件に係るアセットマネジメントフィー及び投資案件の売却に伴うディスポジションフィー、インセンティブフィーの計上等があったものの、前年度に計上した投資案件の売却に伴う多額のインセンティブフィーの反動が響いた。投資銀行事業の売上高は同606.6%増の134.85億円、営業利益は同188.7%増の35.97億円だった。自己勘定投資案件(賃貸不動産等)からの賃貸収入が順調に拡大したことに加え、自己勘定投資案件(賃貸不動産等)の売却収入などが寄与した。<br/><br/>17年11月期通期については、売上高が前期比23.7%増の180.72億円、営業利益が同3.6%増の41.07億円、経常利益が同0.7%増の36.87億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.8%増の23.96億円を見込んでいる。引き続き質の高いサービスを提供するとともに、安定収益源となる賃貸不動産等への投資を積極的に推進するほか、中長期的な当社グループの発展に向けて、既存事業のプラットフォームや強みを活用した収益機会の拡大にも取り組む。<br/><br/><br/>

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