<br/>不動産大手3社は16年4-12月期(第3四半期累計)に揃って過去最高の経常利益を確保したようだと報じられている。三井不<8801>は前年同期比1割増の1600億円前後と、4-12月期としては3期連続で最高を更新したとみられている。住友不<8830>と菱地所<8802>はそれぞれ1300億円前後と1-2割増え、2期連続で最高を更新したもよう。日本銀行のマイナス金利政策による金利低下で不動産相場が押し上げられ、保有物件の売却益が膨らんだことが大きいという。オフィスビルなどの新規開業が多く、その効果で賃料収入も増加したようだ。なお、三井不と住友不は17年3月期通期でも最高益を見込んでいる。また、菱地所も過去最高(08年3月期の1621億円)に近い水準になりそうだとしている。ただ、業績は金融政策の影響を強く受けており、中長期的な先行きは見通しづらくなっているとも指摘されている。市場予想では三井不の16年4-12月期経常利益は1500億円弱、菱地所については1100億円強と見込まれており、これらを上回る着地となるもよう。一方、住友不は1300億円強と見込まれており、おおむね同水準となっている。<br/><br/>■プラス<br/>IGポート<3791>:中期<br/>Gunosy<6047>:中期<br/>アクトコール<6064>:通期<br/>OSG<6136>:通期<br/>ダイフク<6383>:観測<br/>三井不<8801>:観測<br/>菱地所<8802>:観測<br/><br/>■マイナス<br/>ウエストHD<1407>:四半<br/>ブロッコリー<2706>:四半<br/>SFPダイニン<3198>:四半<br/>ロゼッタ<6182>:四半<br/>テイツー<7610>:四半<br/><br/>■中立<br/>パソナ<2168>:中期<br/>キャンドゥ<2698>:通期<br/>ドトル日レス<3087>:四半<br/>ニッケ<3201>:通期<br/>フィル・カンパニー<3267>:通期<br/>Fブラザース<3454>:通期<br/>串カツ田中<3547>:通期<br/>TSIHD<3608>:四半<br/>メディ工房<3815>:四半<br/>久光薬<4530>:四半<br/>ベイカレント<6532>:四半<br/>マニー<7730>:四半<br/>住友不<8830>:観測<br/><br/>

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