<br/><br/>【週明けは好地合いでテーマ株などに再度買い、日本一Sが連日のストップ高】12日(月)<br/><br/>■概況■2669.62、+6.25<br/>12日(月)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均とJASDAQ-TOP20が反発、J-Stock Indexは続伸となった。値上がり数は395、値下がり数は236、変わらずは80。前週末にかけて利益確定売りに押される銘柄が目立ったJASDAQ市場だが、週明けは相場全体の良好な地合いを背景として、再びテーマ株や材料株に買いが向かった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>JASDAQ売買代金トップのテリロジー<3356>や、マクドナルド<2702>、セリア<2782>、エン・ジャパン<4849>、アスコット<3264>などが上昇。前週下げの目立ったピクセルCZ<2743>やテックファム<3625>といったカジノ関連は急反発を見せた。また、日本一S<3851>が3日連続でストップ高比例配分となり、株式分割実施や株主優待導入が好感された日進工具<6157>も大幅高となった。一方、平田機工<6258>、クルーズ<2138>、BBタワー<3776>、シノケンG<8909>、ウェッジHD<2388>などが下落。ユビテック<6662>も下げが目立った。また、FVC<8462>はZMPの上場延期に対する失望売りが続き、連日でストップ安比例配分となった。<br/><br/><br/>--------------------------------------<br/><br/><br/>【内需株物色も支援に引けにかけて上げ幅広げる】13日(火)<br/><br/>■概況■2685.83、+16.21<br/>13日(火)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexともに続伸となった。値上がり数は345、値下がり数は256、変わらずは103。JASDAQ平均はもみ合いスタート後、引けにかけて上げ幅を広げていく展開になった。日経平均の底堅い動きに買い安心感が強まったほか、全般的に物色が内需株にシフトしてきていることも支援材料となっている。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>日本一S<3851>が連日の大幅高。不二精機<6400>は寄り付き後に急伸と人気化。平田機工<6258>は有機EL関連として関心が向かう。極楽湯<2340>、トレイダーズ<8704>なども強い動き。半面、FVC<8462>は3営業日ぶりにザラバで寄り付いたが大幅続落。テリロジー<3356>は急反落で、NJHD<9421>は大幅反落。メイコー<6787>やアスコット<3264>なども軟調。JASDAQ-TOP20では、ウエストHD<1407>、セリア<2782>、ベクター<2656>などがしっかり。一方、メイコーのほか、ザイン<6769>、ポラテクノ<4239>などがさえない。<br/><br/><br/>--------------------------------------<br/><br/><br/>【換金売り優勢で反落、トレイダーズが活況】14日(水)<br/><br/>■概況■2683.11、-2.72<br/>14日(水)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20は反落、J-Stock Indexは続伸となった。値上がり数は299、値下がり数は293、変わらずは106。JASDAQ平均は高寄りスタート後に伸び悩み、後場寄りも買い先行となったが、上値は重かった。日経平均ももみ合いに終始する中、FOMCの結果発表を控えて、個人投資家も換金売りが優勢となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>トレイダーズ<8704>が売買代金トップで活況、仮想通貨事業の「みんなのビットコイン」設立が材料視される。国内証券のレポートを受けて、原田工業<6904>も連日の上昇。タケダ機械<6150>、アストマックス<7162>、北川精機<6327>なども上昇へ。半面、日本一S<3851>、不二精機<6400>などは短期的な過熱感から利食い売りが優勢に。シノケンG<8909>は金融庁がアパート融資の過熱感を懸念との報道で売られる。テックファム<3625>、インターライフ<1418>、ピクセルCZ<2743>などカジノ関連は出尽し感から下げる。FVC<8462>は大幅続落。JASDAQ-TOP20では、インフォコム<4348>、フェローテック<6890>などがしっかり。一方、セリア<2782>、メイコー<6787>、ウエストHD<1407>などがさえない。<br/><br/><br/>--------------------------------------<br/><br/><br/>【買い先行後は伸び悩み、輸出関連堅調もテーマ株の一角がさえない】15日(木)<br/><br/>■概況■2684.57、+1.46<br/>15日(木)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が反発、JASDAQ-TOP20は続落で、J-Stock Indexは反落となった。値上がり数は279、値下がり数は316、変わらずは106。JASDAQ平均は高寄り後もみ合い、前引けから後場寄りにかけて伸び悩む動きとなった。急速な円安の進行など外部環境の好転を受けて買いが先行したが、徐々に日経平均の伸び悩みが意識される形に。テーマ株の一角でさえない動きが目立った。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>ノムラシステム<3940>は配当性向40%以上の安定配当を基本方針にすることが好感される。ナカニシ<7716>は国内証券の格上げで上昇。クラスターT<4240>は急騰で、アスコット<3264>、北川精機<6327>、ガーラ<4777>なども人気化。前日に人気化したトレイダーズ<8704>は伸び悩んだものの続伸。半面、テックファム<3625>、インターライフ<1418>、ピクセルCZ<2743>などカジノ関連は大幅続落。シノケンG<8909>、FVC<8462>なども前日に続き売り優勢。JASDAQ-TOP20では、メイコー<6787>、フェローテック<6890>などハイテク株がしっかり。一方、セリア<2782>、クルーズ<2138>、ウエストHD<1407>などがさえない<br/><br/><br/>--------------------------------------<br/><br/><br/>【外部環境の改善がストレートに買い安心感を誘う】16日(金)<br/><br/>■概況■2696.26、+11.69<br/>16日(金)のJASDAQ市場では、JASDAQ平均が続伸、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexは反発となった。値上がり数は331、値下がり数は298、変わらずは82。JASDAQ平均は高寄り後にもみ合い、引けにかけてやや上げ幅を広げた。欧米株高や為替の円安など、外部環境の改善がストレートに買い安心感を誘った。売買代金上位銘柄は高安まちまちであったが、全般的に買いが優勢となる格好に。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>クルーズ<2138>が越境EC事業開始で強い動き。フォーサイド<2330>には今期黒字化を再評価する動きが強まった。メイコー<6787>は今期業績の上振れ観測などが強まる形に。アストマックス<7162>が大幅反発、日本一S<3851>も大幅高。半面、クラスターT<4240>は急反落で、テックファム<3625>、ピクセルCZ<2743>などカジノ関連は大幅続落。明豊エンター<8927>は順調な決算を発表も出尽し感が優勢に。テリロジー<3356>なども軟調。JASDAQ-TOP20では、メイコー、クルーズのほか、フェローテック<6890>がしっかり。一方、ベクター<2656>、Sケアメッセ<2400>などがさえない。<br/><br/><br/>--------------------------------------<br/><br/>

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