11時00分現在の日経平均株価は19224.05円(前週末比227.68円高)で推移している。9日の米国市場ではNYダウなどの主要株価指数が連日で最高値を更新した。為替市場では1ドル=115円台まで円安が進んだほか、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国が協調減産で合意して原油先物相場が時間外取引で急伸したこともあり、本日の日経平均は187円高と連日で年初来高値を更新してスタートした。寄り付き後は一時19280.93円(同284.56円高)まで上昇したが、足元では上げ一服となっている。<br/><br/>個別では、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ファーストリテ<9983>、マツダ<7261>、富士重<7270>などが堅調。スマートフォン向けゲーム「スーパーマリオ ラン」の配信を15日に控え、任天堂は一時3万円台を回復した。NTT<9432>は3%、三菱自<7211>は4%を超える上昇。前週末に決算発表したH.I.S.<9603>も3%超の上昇で推移している。また、日本通信<9424>、神戸物産<3038>、gumi<3903>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクG<9984>、野村<8604>、三井住友<8316>、ファナック<6954>などがさえない。東芝<6502>やSMC<6273>は2%超の下落。また、クボテック<7709>、エイチーム<3662>、ダイジェト<6138>などが東証1部下落率上位となっている。<br/><br/>(株式アナリスト 小林大純)<br/>

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