<br/><br/>【反発、売買代金再び500億円割れ、イグニスやリンクバルがストップ高】14日(月)<br/><br/>■概況■870.29、+9.65<br/>14日(月)のマザーズ市場では、円安進行などを受けて株式市場全体でリスクオンの流れが強まるなか、買い優勢の展開となった。ただ、マザーズ指数は前週末の下落分を埋めたものの、一段と買い進む動きは限定的だった。個別材料株や好決算銘柄の一角は買われ大きく上昇した。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で483.40億円と500億円を再び割り込んだ。騰落数は、値上がり154銘柄、値下がり61銘柄、変わらず10銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>マザーズ売買代金トップのSOSEI<4565>や、ブランジスタ<6176>、サイバーダイン<7779>、モブキャス<3664>、マイネット<3928>などが上昇。SOSEIなどは本日決算発表を予定していた。VR(仮想現実)を手掛ける新子会社に関するリリースが材料視されたイグニス<3689>はストップ高比例配分となり、決算が好感されたリンクバル<6046>もストップ高まで買われた。その他、シリコンスタ<3907>やマルマエ<6264>が10%を超える大幅上昇となった。一方、メタップス<6172>が小安いほか、ストライク<6196>、エナリス<6079>、JIG−SAW<3914>などが下落。また、上期決算がネガティブ視されたグローバルW<3936>はストップ安まで売られ、総医研<2385>も10%を超える下げとなった。<br/><br/><br/>------------------------------------------<br/><br/><br/>【続伸、日経平均上げ一服でSOSEIに買い、決算受け急落する銘柄も】15日(火)<br/><br/>■概況■886.21、+15.92<br/>15日(火)のマザーズ市場では、SOSEI<4565>やサイバーダイン<7779>といった主力株が買われ、堅調に推移した。ここまでトランプ次期米大統領の政策に対する期待から日経平均の上昇が続いていたが、本日は円安一服とともに上値の重い展開となった。このため、出遅れ感の強かったマザーズ主力株に水準訂正を意識した買いが向かったようだ。反面、決算が嫌気されたり、材料出尽くしと捉えられたりして急落する銘柄も目立った。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で821.74億円と持ち直した。騰落数は、値上がり103銘柄、値下がり116銘柄、変わらず6銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>SOSEIやサイバーダインのほか、メタップス<6172>、ミクシィ<2121>、モブキャス<3664>などが上昇。なお、前日に発表されたSOSEIやサイバーダインの決算はサプライズなしとの見方が多かった。イグニス<3689>は連日のストップ高。インテアHD<3734>は光通信<9435>が株式交換による完全子会社化を発表して10%の上昇。UNITED<2497>は投資先企業の業績が伝わり後場急伸する場面があった。一方、決算が嫌気されたブランジスタ<6176>やアカツキ<3932>は大きく売られた。業績予想を下方修正したPXB<6190>は20%を超える下げで上場来安値を更新。その他、マイネット<3928>、リファインバス<6531>、ストライク<6196>などが下落した。<br/><br/><br/>------------------------------------------<br/><br/><br/>【3日続伸、出遅れ銘柄に買い、チェンジがストップ高】16日(水)<br/><br/>■概況■907.15、+20.94<br/>16日(水)のマザーズ市場は、堅調な展開が続いた。出遅れ感が強いマザーズ銘柄は水準訂正が意識されている。決算発表を受けて値を崩していた銘柄にも積極的な買いが入った。東証1部では銀行株が連日の大幅高となったほか、円安進行で自動車株などが買われていたが、マザーズ市場への資金流入も継続した。なお、マザーズ指数は3日続伸、売買代金は概算で877.62億円。騰落数は、値上がり177銘柄、値下がり42銘柄、変わらず5銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>イグニス<3689>、メタップス<6172>、ミクシィ<2121>、モブキャス<3664>、サイバーダイン<7779>などが上昇。新サービスを発表したチェンジ<3962>、リバウンド期待の高まったJストリーム<4308>はストップ高で本日の取引を終えた。また、アクトコール<6064>やアライドアーキ<6081>も10%を超える上昇となった。アクトコールは株式分割実施を発表して材料視された。一方、マザーズ売買代金トップのSOSEI<4565>や、ブランジスタ<6176>、アカツキ<3932>、ビジョン<9416>などが下落。直近で急伸していたリンクバル<6046>は利益確定売り優勢となり5%超下落した。<br/><br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/>【4日続伸、小型株への資金流入が継続、アンビションがストップ高】17日(木)<br/><br/>■概況■920.45、+13.30<br/>17日(木)のマザーズ市場は、マザーズ指数の戻り歩調が続いた。日経平均は2月高値を前に足踏みとなっているが、相場全体の先高期待は強く、中小型株への資金流入につながっている。値動きの軽い小型材料株を中心に物色が向かった。また、SOSEI<4565>やサイバーダイン<7779>といった主力株も引き続き買われたが、25日線に押し返される格好となっている。なお、マザーズ指数は4日続伸、売買代金は概算で824.15億円。騰落数は、値上がり130銘柄、値下がり79銘柄、変わらず15銘柄となった。マザーズ指数は25日線を上回って取引を終えた。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>SOSEIやミクシィ<2121>、ブランジスタ<6176>、UNITED<2497>、Jストリーム<4308>などが上昇。サイバーダインは小幅高で取引を終えた。売買代金上位ではイグニス<3689>やモブキャス<3664>といったゲーム株が大幅高となった。また、リバウンド期待の高まったリファインバス<6531>や、SJI<2315>とブロックチェーンの実証実験を開始すると発表したアンビション<3300>はストップ高まで買われた。一方、チェンジ<3962>、フリークアウト<6094>、じげん<3679>などが軟調で、メタップス<6172>やアカツキ<3932>は小安い。また、リアルコム<3856>、アライドアーキ<6081>、データHR<3628>がマザーズ下落率上位となった。<br/><br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/>【5日ぶり反落、次第に主力株への利益確定売りが優勢に】18日(金)<br/><br/>■概況■918.46、-1.99<br/>18日(金)のマザーズ市場では、一段の円安進行など外部環境の改善継続を受け、買い先行でスタートしたものの、週末要因に伴う換金売りニーズの高まりもあって、次第に利益確定売りが優勢となっていった。値上がり銘柄数が過半を超えたものの、SOSEI<4565>、サイバーダイン<7779>など主力株の下落が響いた。なお、マザーズ指数は5日ぶり反落、売買代金は概算で885.17億円。騰落数は、値上がり114銘柄、値下がり100銘柄、変わらず10銘柄となった。マザーズ指数は25日線を上回って取引を終えた。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>SOSEIやサイバーダインのほか、メタップス<6172>、JIG−SAW<3914>、Gunosy<6047>などがさえない。エニグモ<3665>、グリーンペプタイド<4594>なども安い。一方、信用規制実施もイグニス<3689>は大幅続伸、ハウスドゥ<3457>やMDV<3902>は東証1部への市場変更が材料視され、ロックオン<3690>はテックビューロとの業務提携などを好感する。モブキャスト<3664>、チェンジ<3962>、Jストリーム<4308>なども強い動きに。<br/><br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/>

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