11時00分現在の日経平均株価は17841.44円(前日比173.29円高)で推移している。15日の米国市場でNYダウは54ドル高となり、連日で最高値を更新した。為替市場では米経済指標の予想上振れを受けて一時1ドル=109円台まで円安・ドル高が進み、日経平均はこうした流れを受けて164円高からスタートした。シカゴ日経225先物は17900円で取引を終えていたが、寄り付き後の日経平均は円安一服により17800円台でこう着感の強い展開となっている。<br/><br/>個別では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株が揃って5%超の上昇で推移している。「スーパーマリオラン」の配信開始を発表した任天堂<7974>は4%超高。その他売買代金上位ではトヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、富士重<7270>、第一生命HD<8750>などが上昇している。前日決算発表したあおぞら<8304>は6%を超える上昇。また、トランザクショ<7818>、住江織<3501>、ヤーマン<6630>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、JT<2914>、三井不<8801>、東芝<6502>、三菱商事<8058>、三菱地所<8802>などがさえない。また、トヨタ紡織<3116>、DI<4310>、ゲンキー<2772>などが東証1部下落率上位となっている。<br/><br/>(株式アナリスト 小林大純)<br/>

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