11時00分現在の日経平均株価は17639.18円(前日比33.44円安)で推移している。14日の米国株式市場は高安まちまちだったが、NYダウは連日で最高値を更新した。為替相場も一時1ドル=108円台まで円安が進み、日経平均はこうした流れを受けて17円高からスタートした。朝方は17700円台に乗せる場面も見られたが、その後は円安一服とともに前日終値を挟んだもみ合いが続いている。なお、新興市場ではマザーズ指数がプラス圏に浮上している。<br/><br/>個別では、JT<2914>、任天堂<7974>、KDDI<9433>、ソフトバンクG<9984>などがさえない。野村<8604>やNTT<9432>は小安く、ソニー<6758>は2%超の下落。電通<4324>や北越紀州<3865>は決算を受けて6%を超える下げとなっている。また、DI<4310>、オプティム<3694>、U−NEXT<9418>などが東証1部下落率上位となっている。一方、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンクは減益ながら市場予想を上回る決算となり買われている。トヨタ自<7203>や三井不<8801>もしっかり。三住トラスト<8309>、住友不<8830>、ガンホー<3765>は3%超の上昇。また、ヤーマン<6630>、フュージョン<4845>、キャリアDC<2410>などが東証1部上昇率上位となっている。<br/><br/>(株式アナリスト 小林大純)<br/>

<HK>