<br/><br/>【続落、直近IPO銘柄の一角が買われるも利益確定売り優勢】11日(火)<br/><br/>■概況■948.76、-2.71<br/>11日(火)のマザーズ市場では、日経平均が節目の17000円を回復するなか、朝方こそ買いが先行したものの利益確定売りに押される展開となった。マザーズ指数は後場マイナスに転じ、引けにかけて下げ幅を広げた。マザーズでも直近IPO銘柄の一角が買われたものの、東証1部やジャスダックのマグネシウム電池関連銘柄などに物色が向かった。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で854.10億円。騰落数は、値上がり102銘柄、値下がり112銘柄、変わらず12銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>直近IPO銘柄のVデザイン<3960>が一時ストップ高まで買われたのち、マイナスに転じた。シンクロフード<3963>、FRONTEO<2158>、OTS<4564>、モバファク<3912>も軟調で、SOSEI<4565>やセラク<6199>は小安い。また、ブランジスタ<6176>が15%超の大幅続落となったほか、AppBank<6177>やシリコンスタ<3907>もマザーズ下落率上位に並んだ。シリコンスタは第3四半期の赤字決算がネガティブ視された。一方、シルバーエッグ<3961>やリファインバス<6531>はストップ高で本日の取引を終えた。シルバーエッグは人工知能(AI)関連の直近IPO銘柄として関心がなお高いようだ。ストリーム<3071>は新作ゲームの事前登録開始を材料視した買いが続き、30%近い大幅続伸となった。その他、チェンジ<3962>、串カツ田中<3547>、エナリス<6079>などが上昇し、ミクシィ<2121>は小高い。<br/><br/><br/>------------------------------------------<br/><br/><br/>【3日続落、利益確定売り継続、シルバーエッグは一転ストップ安】12日(水)<br/><br/>■概況■939.44、-9.32<br/>12日(水)のマザーズ市場は、前週の上昇に対する利益確定の動きが継続した。前場に個別材料株やフィンテック関連などテーマ株の一角が買われる場面もあったが、後場に入り値を崩す銘柄が目立った。足元で上昇の目立っていた直近IPO銘柄も利益確定売りがかさみ急落した。なお、マザーズ指数は3日続落、売買代金は概算で716.08億円。騰落数は、値上がり65銘柄、値下がり152銘柄、変わらず9銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>SOSEI<4565>、リファインバス<6531>、Vデザイン<3960>、エナリス<6079>、FRONTEO<2158>などが軟調。人工知能関連(AI)関連の直近IPO銘柄で前日ストップ高となっていたシルバーエッグ<3961>だが、本日は一転ストップ安まで売られた。その他チェンジ<3962>、シンクロフード<3963>といった直近IPO銘柄や、ゲーム関連のストリーム<3071>が10%超の大幅下落となった。一方、マザーズ売買代金トップのブランジスタ<6176>は10%超高と急反発した。エンカレッジ<3682>は後場急伸し、決算がポジティブ視されたエヌピーシー<6255>はストップ高まで買われた。その他、サイバーダイン<7779>、CRI・MW<3698>、セレス<3696>などが上昇した。<br/><br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/>【小幅に4日続落、商いは依然低調もUMNや串カツ田中が急伸】13日(木)<br/><br/>■概況■938.22、-1.22<br/>13日(木)のマザーズ市場は、前日までの下落に対する押し目買いの動きが見られたものの、日経平均がマイナスに転じるとともに値を崩す場面もあり、マザーズ指数は前日終値を挟んだもみ合いとなった。商いは依然低調で、材料株の一角に物色が向かったものの逃げ足の速さが目立った。なお、マザーズ指数は小幅に4日続落、売買代金は概算で716.49億円。騰落数は、値上がり107銘柄、値下がり107銘柄、変わらず11銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>シルバーエッグ<3961>、ミクシィ<2121>、チェンジ<3962>、モバファク<3912>、サイバーダイン<7779>などが軟調。ミクシィは一部証券会社が「買い」推奨を継続する一方、目標株価を引き下げている。前日ストップ高のエヌピーシー<6255>は急反落。また、ストリーム<3071>は同社株の相場操縦を巡る捜査報道が伝わりストップ安まで売られた。一方、マザーズ売買代金トップのブランジスタ<6176>は8%高と大幅続伸。SOSEI<4565>が小高いほか、農業総合研究所<3541>、リファインバス<6531>、モブキャス<3664>、FRONTEO<2158>などが上昇した。農業総合研究所はNTTドコモ<9437>との提携が材料視され一時急伸したが、その後伸び悩んだ。また、UMN<4585>がリリースを受けて後場に一時ストップ高まで買われ、串カツ田中<3547>も引けにかけて急伸した。<br/><br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/>【小幅に5日続落、値動き、売買代金ともに低水準】14日(金)<br/><br/>■概況■937.60、-0.62<br/>14日(金)のマザーズ市場では、日経平均が想定以上に堅調な動きとなる中も、週末要因に伴う手仕舞い売りなどに上値を抑えられる展開になった。マザーズ指数は前日終値を挟んでの小幅な値動きに終始した。短期資金の活発な値幅取りの動きが向かったのも、一部の銘柄に限られる状況であった。なお、マザーズ指数は小幅に5日続落、売買代金は概算657.20億円で9月21日以来の低水準。騰落数は、値上がり85銘柄、値下がり127銘柄、変わらず12銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>ストリーム<3071>が連日の急落となったほか、ブランジスタ<6176>も大幅反落。セラク<6199>も今期増益率の鈍化が嫌気されて大きく売られた。ロゼッタ<6182>は計画線の決算が発表されたものの出尽し感につながった。シルバーエッグ<3961>、UMN<4585>、チェンジ<3962>、モブキャスト<3664>、CRI・MW<3698>なども軟調で、SOSEI<4565>も小幅安。一方、メタップス<6172>はみずほ<8411>などと新たな決済サービス提供で提携協議と伝わったことで急伸。サイジニア<6031>はソフトバンクグ<9984>のファンド設立が刺激材料となり、マイネット<3928>はクルーズ<2138>からゲーム事業を取得でそれぞれ急伸。串カツ田中<3547>は連日の急伸で、リファインバス<6531>、AppBank<6177>、オークファン<3674>なども上昇した。<br/><br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/>

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