<br/><br/>【反発も、主力株の上値は総じて重く相対的に伸び悩む】3日(月)<br/><br/>■概況■951.63、+3.46<br/>3日(月)のマザーズ市場では、ドイツ銀行の急反発などを背景に日経平均が反発スタートとなる中、先週末に手仕舞い売りが先行した反動もあって買いが先行する展開になった。ただ、SOSEI<4565>やサイバーダイン<7779>、ミクシィ<2121>など主力株の上値は総じて重く、後場入り後は全般的に伸び悩む動きとなり、上昇幅は縮小していった。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で900.25億円。騰落数は、値上がり132銘柄、値下がり84銘柄、変わらず10銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>チェンジ<3962>が連日のストップ高、カナミックN<3939>、DigitalI<6533>、リファインバス<6531>など直近IPO銘柄の一角も強い動きに。ブランジスタ<6176>、リアルコム<3856>などは連日の急伸となり、JMNC<3645>は大幅に反発。フィンテック関連としてインフォテリア<3853>も賑わう展開になった。シルバーエッグ<3961>は切り返す。一方、エナリス<6079>は大幅続落で、モバファク<3912>、セラク<6199>も下落率1位、2位ときつい下げ。BEENOS<3328>は東証1部指定承認も目先の出尽し感が優勢となり、直近上昇していたカヤック<3904>も利食い売りに押される。前日に新規上場したGファクトリー<3474>も上値の重い動き。<br/><br/><br/>------------------------------------------<br/><br/><br/>【小幅続伸、主力株伸び悩みで上値抑える、テーマ株の一角が人気化】4日(火)<br/><br/>■概況■956.02、+4.39<br/>4日(火)のマザーズ市場では、為替の円安などで日経平均がしっかりした動きとなる中、堅調な展開となった。日本人のノーベル賞受賞などもあって、テーマ株への関心が高まりやすかったことも支援に。ただ、時価総額上位のSOSEI<4565>が伸び悩むなどで、相対的に指数の上値は重くなっている。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1049.76億円。騰落数は、値上がり96銘柄、値下がり117銘柄、変わらず12銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>FRONTEO<2158>が急伸、AIを活用してがん患者に適した治療法を選んだりできるサービスを共同開発すると報じられたことが材料視される。じげん<3679>はアナリストの新規買い推奨が評価材料に。チェンジ<3962>、ブランジスタ<6176>などは伸び悩んだものの続伸。ナノキャリア<4571>はDDS技術を持つことで、ノーベル賞候補分野の関連銘柄としても物色向かう。ストリーム<3071>、キャリア<6198>なども急伸へ。一方、カナミックN<3939>、シルバーエッグ<3961>は大幅に反落。DigitalI<6533>、シンクロフード<3963>など直近IPO銘柄の一角も軟調。ALBERT<3906>、ファーマフーズ<2929>、モブキャスト<3664>などもさえない動きに。<br/><br/><br/>------------------------------------------<br/><br/><br/>【続伸、直近IPO銘柄などに値幅取りの動き活発化】5日(水)<br/><br/>■概況■960.44、+4.42<br/>5日(水)のマザーズ市場は、為替の円安などで日経平均がしっかりした動きとなる中、買い安心感が徐々に強まっていく展開となった。買い手掛かり材料は乏しかったものの、直近IPO銘柄の一角などを中心に値幅取りの動きが活発化した。売買代金は連日での1000億円超えとなっている。なお、マザーズ指数は3日続伸、売買代金は概算で1097.84億円。騰落数は、値上がり128銘柄、値下がり84銘柄、変わらず15銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>ブランジスタ<6176>が連日の急伸となったほか、チェンジ<3962>、シルバーエッグ<3961>、串カツ田中<3547>、シンクロフード<3963>、農業総合研究所<3541>、リファインバース<6531>など直近IPO銘柄で強い動きが目立った。JIGーSAW<3914>、ロゼッタ<6182>なども大幅高。一方、SOSEI<4565>の上値が引き続き重いほか、前日に急伸したFRONTEO<2158>が反落、ストリーム<3071>も乱高下で伸び悩み。ノーベル賞関連として前日に関心が向かったナノキャリア<4571>も反落。インフォテリア<3853>、エナリス<6079>などもさえない動きに。<br/><br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/>【伸び悩むが4日続伸、売買代金は7/14以来の高水準に】6日(木)<br/><br/>■概況■961.25、+0.81<br/>6日(木)のマザーズ市場では、海外株高や為替円安、原油高など外部環境の改善が進む中で、全体相場の先高期待から買い先行で始まったものの、主力大型株が総じて選好される形にもなり、その後の上値は重かった。直近上場銘柄を中心に活発な値幅取りが向かった銘柄も多く、売買代金も膨らむ形となったが、幅広い銘柄で売りが優勢となった。なお、マザーズ指数は4日続伸、売買代金は概算で1220.02億円。騰落数は、値上がり92銘柄、値下がり128銘柄、変わらず7銘柄となった。売買代金は7月14日以来の高水準となっている。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>ブランジスタ<6176>が連日の急伸となったほか、がん個別化医療AIシステムの開発を開始すると正式に発表したFRONTEO<2158>も急反発。また、チェンジ<3962>、リファインバース<6531>、串カツ田中<3547>、シンクロフード<3963>、DigitalI<6533>、Gファクトリー<3474>、インソース<6200>など直近IPO銘柄も幅広く上値追いの動きとなった。新浪国際・日本グループとの業務提携を発表したホットリンク<3680>も買い先行、AppBank<6177>、モバファク<3912>なども急伸している。一方、SOSEI<4565>は堅調だったものの、ナノキャリア<4571>、アンジェス<4563>、ヘリオス<4593>などバイオ関連で伸び悩みの動きが散見された。シルバーエッグ<3961>は反落で、JIGーSAW<3914>、メタップス<6172>、エナリス<6079>などもさえない動きに。<br/><br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/>【5日ぶり反落、足元の急伸銘柄の一角を中心に換金売りが優勢】7日(金)<br/><br/>■概況■951.47、9.78<br/>7日(金)のマザーズ市場では、日経平均が上値の重い動きとなる中、3連休を控えての換金売りが優勢になっていった。とりわけ、直近で強い動きが続いていた銘柄の下げがきつくなり、個人のムード悪化にもつながった。また、指数インパクトの強いSOSEI<4565>やサイバーダイン<7779>などのさえない動きも指数の重しに。なお、マザーズ指数は5日ぶり反落、売買代金は概算で1021.88億円。騰落数は、値上がり68銘柄、値下がり147銘柄、変わらず11銘柄となった。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>連日の急伸が続いていたブランジスタ<6176>、チェンジ<3962>などに、短期的な過熱感からの利食い売りが集中した。リファインバース<6531>、シルバーエッグ<3961>、Gファクトリー<3474>など直近IPO銘柄の一角にも売りが優勢となった。FRONTEO<2158>、OTS<4564>なども反落で、カヤック<3904>も下げる。一方、串カツ田中<3547>、シンクロフード<3963>、DigitalI<6533>など直近IPO銘柄の一角は続伸でVデザイン<3960>は大幅高となった。AppBank<6177>は連日の急伸で、モバファク<3912>も続伸。ストリーム<3071>は急伸でマザーズ上昇率トップになった。1stコーポ<1430>は好決算が好感される。<br/><br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/>

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