<br/><br/>Dガレージ<4819>:1831円(前日比+89円)<br/>大幅続伸。いちよし証券では、フェアバリューを2900円から2500円に引き下げているものの、レーティングは「B」から「A」に格上げしている。今後の業績予想を保守的に見直すが、投資関連事業の収益性に安定感が高まっていること、株価水準の調整が進んでいることを格上げの背景にしている。カカクコムに続く成長牽引役の創出に向けた取り組みへの展開にも期待と。<br/><br/>鳥貴族<3193>:1862円(前日比+86円)<br/>大幅反発。前日に業績予想の上方修正を発表している。7月期通期営業利益は13.8億円から15.9億円、前期比43%増益に上方修正、店舗売上高の想定以上の好調推移が上振れの背景に。上振れ期待は高かったものの、第3四半期累計では前年同期比35%増であったため、増益率の一段の高まりをポジティブ視。足元で調整がきつかったことから反動も高まる形に。<br/><br/>西松屋<7545>:1482円(前日比+60円)<br/>大幅続伸。前日に業績予想の上方修正を発表、営業利益は上半期が36.5億円から41.8億円に、通期では75.3億円から85.2億円にそれぞれ引き上げへ。第1四半期決算時に続く上方修正となっている。既存店売上の好調推移や円高による仕入原価の低減などが業績上振れの背景に。SMBC日興証券ではさらなる上振れ余地もあると指摘しているもよう。<br/><br/>クラリオン<6796>:315円(前日比+29円)<br/>大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も240円から370円に引き上げている。競合他社より早く拡大してくるADASの収益貢献が、円高デメリットがある中でも顕在化する可能性が高まったと判断しているもよう。今期営業利益は90億円から105億円に上方修正へ。<br/><br/>ミクシィ<2121>:3690円(前日比+15円)<br/>小幅続伸。同社のXFLAGスタジオは、スマートフォンアプリ「マーベル ツムツム」の海外展開として、8月31日よりアメリカ・カナダ地域にてiOS及びAndroid向けサービスを提供開始したと発表している。他の地域についても今年度中の提供開始を予定しているという。同タイトルはマーベル・エンターテインメントの監修のもと、同社、ウォルト・ディズニー・ジャパン及びNHN PlayArtの3社で共同開発したもの。<br/><br/>パレモ<2778>:257円(前日比-30円)<br/>大幅に3日続落。フェニックス・キャピタルグループのエンデバー・ユナイテッド・パートナーズ・スリー投資事業組合が同社株式を公開買付けすると発表しているが、市場株価から大幅にディスカウントされた買付価格100円が意識されているようだ。当該ファンドは本公開買付けを通じて、同社の親会社だったユニーグループHDが所有していた同社株式の全部749万3442株を取得する。同社株式の上場は維持される予定としている。<br/><br/>田中化研<4080>:793円(買い気配)<br/>ストップ高買い気配。住友化<4005>に対して第三者割当増資を実施すると発表している。発行する新株式数は1050万株、発行価額は1株当たり626円で、調達額は65億7300万円。住友化の保有割合は議決権ベースで14.82%から50.10%に上昇し、同社は住友化の子会社となる。両社は13年3月に資本業務提携契約を締結し、次世代リチウムイオン二次電池の正極材料の共同開発を進めてきたが、今回の第三者割当増資で一層の関係強化を図る。<br/><br/>リボミック<4591>:770円(買い気配)<br/>ストップ高買い気配。大塚製薬と共同で米国特許庁に出願していた抗MKアプタマーに関する物質特許について特許査定を得たと発表している。本特許はMKの作用を阻害し、がん治療用途に適したアプタマーをカバーするもの。抗MKアプタマーはRBM001として、大塚製薬との間で共同研究を実施している。RBM001については別の物質特許も出願しており、日本を含む複数国で成立しているが、本物質特許は今回の米国が初の査定となる。<br/>

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