<br/>【指数4日続伸、好業績株中心に物色継続、Dスタンダードなどストップ高】15日(月)<br/><br/>■概況■946.32、+6.29<br/>15日(月)のマザーズ市場では、前週に指数の押し上げ役となったSOSEI<4565>が利益確定売りに押されたものの、好業績株や決算発表でアク抜けとの見方が強まった銘柄に物色が向かい、全体としてはしっかりとした展開だった。ただ、前週末に決算発表した銘柄のなかには、事前期待が高かっただけにきつい下げとなる銘柄も見られた。なお、マザーズ指数は4日続伸、売買代金は概算で616.17億円。騰落数は、値上がり:118銘柄、値下がり:89銘柄、変わらず:14銘柄。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>モブキャス<3664>、ミクシィ<2121>、EG<6050>、グリーンペプ<4594>、フリークアウト<6094>などが上昇。前週末ストップ高となったJIG−SAW<3914>は、本日も10%高と大幅続伸。エナリス<6079>は連日でストップ高比例配分。また、業績予想の上方修正を発表したDスタンダード<3925>とAWS−HD<3937>はストップ高となり、パルマ<3461>、ソフトMAX<3671>、MRT<6034>なども10%超の大幅上昇となった。一方、SOSEIは4日ぶり反落で、アカツキ<3932>、Aiming<3911>、BEENOS<3328>などが下落。また、ハウスドゥ<3457>、マーケットE<3135>、イグニス<3689>、アンビション<3300>は決算を受けて下げが目立った。<br/><br/><br/>------------------------------------------<br/><br/><br/>【指数は小幅に5日続伸、円高進行で中小型株に物色、MRTはストップ高】16日(火)<br/><br/>■概況■947.19、+0.87<br/>16日(火)のマザーズ市場では、日経平均が円高進行とともに値を崩すなか、中小型株物色の流れが続きしっかりとした展開だった。主力の一角であるサイバーダイン<7779>の急落に連れ売り優勢となる場面があったものの、引けにかけてSOSEI<4565>などのバイオ株が強含み、指数を押し上げた。期待材料の大きい銘柄や好業績株を買い直す動きなどが見られた。なお、マザーズ指数は小幅に5日続伸、売買代金は概算で1039.96億円と、7月19日以来約1ヶ月ぶりに1000億円台を回復した。騰落数は、値上がり:99銘柄、値下がり:108銘柄、変わらず:14銘柄。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>マザーズ売買代金トップのSOSEIや、第1四半期決算とがんペプチドワクチンに関する欧州特許査定を発表したグリーンペプ<4594>、その他アカツキ<3932>、BEENOS<3328>などが上昇。ドリコム<3793>は新規ゲームの公式サイト公開で一時急伸し年初来高値を更新した。また、遠隔診療・健康相談サービスがテレビ番組で紹介される予定のMRT<6034>がストップ高で取引を終えたほか、エナリス<6079>、インスペック<6656>、MDV<3902>、モブキャス<3664>が10%超の大幅高となった。一方、サイバーダインは一時10%を超える下げとなった。空売り投資家として知られる米調査会社が同社に関するレポートを公開している。売買代金上位ではJIG−SAW<3914>やミクシィ<2121>も下落した。また、監理銘柄(確認中)に指定されたメディビ<2369>がストップ安比例配分となり、クロスマーケ<3675>やハウスドゥ<3457>とともにマザーズ下落率上位となった。<br/><br/><br/>------------------------------------------<br/><br/><br/>【指数は反落、前日の上昇に対する利益確定の動き】17日(水)<br/><br/>■概況■929.79、-17.40<br/>17日(水)のマザーズ市場は、前日の上昇に対する利益確定の動きが広がった。マザーズ指数が25日線を上回る水準では売りが出やすいうえ、為替相場の円高一服で輸出関連などの主力大型株を買い戻す動きが中心の相場展開となり、相対的に中小型株は軟調だった。なお、マザーズ指数は6日ぶり反落、売買代金は概算で751.94億円。騰落数は、値上がり:55銘柄、値下がり:151銘柄、変わらず:15銘柄。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>マザーズ売買代金トップのSOSEI<4565>や、モブキャス<3664>、エナリス<6079>、サイバーダイン<7779>、JIG−SAW<3914>などが軟調。米調査会社によるレポートで前日急落したサイバーダインは反駁するリリースを公表したが、戻りは限定的だった。また、メディビ<2369>が連日のストップ安となったほか、前日ストップ高のMRT<6034>は利益確定売りに押された。一方、ミクシィ<2121>や農業総合研究所<3541>が堅調。農業総合研究所は農産物輸出を手掛ける世界市場を子会社化すると発表している。地盤チェックの無料アプリがテレビ番組で紹介された地盤ネットHD<6072>は朝方急伸する場面があった。また、インスペック<6656>がストップ高で取引を終えたほか、シンプロメンテ<6086>やモバファク<3912>は10%超の大幅高となった。<br/><br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/>【指数は続落、軟調地合いでリスク回避、サイバーダインは大幅続落】18日(木)<br/><br/>■概況■909.58、-20.21<br/>18日(木)のマザーズ市場では、前日からの利益確定の流れが続いたうえ、後場に入ると日経平均の弱い動きを受けてリスク回避の売りが広がった。足元で強い値動きが続いていたものの、引けにかけて値を崩す銘柄も見られた。一方、このところ下げの目立っていた銘柄や出遅れ感のあった銘柄の一角に買いが向かったようだ。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で683.63億円。騰落数は、値上がり:52銘柄、値下がり:162銘柄、変わらず:6銘柄。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>マザーズ売買代金トップのSOSEI<4565>が小安いほか、ミクシィ<2121>、エナリス<6079>、グリーンペプ<4594>などが軟調。BEENOS<3328>は一部報道を受けて一時ストップ高を付けたが、買い一巡後は一転マイナスとなった。インスペック<6656>やモブキャス<3664>も値を崩した。サイバーダイン<7779>は大幅に3日続落。また、決算発表を受けて売られた総医研<2385>や、シンプロメンテ<6086>、AWS−HD<3937>が10%を超える下げとなった。一方、モバファク<3912>、アンジェス<4563>、エニグモ<3665>、DMP<3652>などが堅調。また、監理銘柄(確認中)指定で前日までストップ安が続いたメディビ<2369>が急反発した。<br/><br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/>【指数は3日ぶり反発、地合い睨みも買い優勢、キャリアやインスペックがストップ高】19日(金)<br/><br/>■概況■913.47、+3.89<br/>19日(金)のマザーズ市場では、日経平均の上昇を受けて、前日の下落に対する反発狙いの買いが優勢となった。ただ、引き続き相場全体の地合いを睨みながらの展開で、日経平均が前引けにかけて下げに転じた局面では、マザーズ市場でも売りが強まった。売買も依然として低調推移となっているが、個別材料株を中心に物色が向かい大きく上昇した。なお、マザーズ指数は3日ぶり反発、売買代金は概算で657.84億円。騰落数は、値上がり:107銘柄、値下がり:93銘柄、変わらず:21銘柄。<br/><br/><br/>◆注目銘柄◆<br/>マザーズ売買代金トップのEG<6050>、株式分割実施を発表したAWS−HD<3937のほか、モブキャス<3664>や中村超硬<6166>が大幅高となった。また、今期末の初配及び株主優待実施を発表したキャリア<6198>に加え、インスペック< 6656>がストップ高で取引を終えた。その他売買代金上位では、SOSEI<4565>、BEENOS< 3328>、ミクシィ<2121>、インフォテリア<3853>、ロゼッタ<6182>も上昇した。一方、サイバーダイン<7779>、モバファク<3912>、JIG−SAW<3914>などが下落。サイバーダインは米調査会社のレポートに反論するリリースを公表している。また、メディビ< 2369>、総医研<2385>、Trends<6069>がマザーズ下落率上位となった。<br/><br/><br/>-------------------------------------------<br/><br/><br/>

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