11時00分現在の日経平均株価は16818.94円(前日比50.62円安)で推移している。15日の米国市場では原油相場の上昇が好感され、NYダウ、ナスダック総合指数、S&P500指数いずれも最高値を更新した。ただ、為替相場は朝方に1ドル=101.20円近辺とほぼ横ばいで推移し、日経平均は9円高からスタートした。寄り付き後は1ドル=100円台まで円高が進むとともに、日経平均も一時16803.54円(同66.02円安)まで下落する場面があった。ここまでの東証1部売買代金は概算で7000億円弱と商いも依然低調となっている。<br/><br/>個別では、ファーストリテ<9983>やKDDI<9433>が軟調で指数を押し下げているほか、任天堂<7974>、JT<2914>、三菱電<6503>などがさえない。売買代金上位ではVテク<7717>が4%超安と下げ目立つ。また、前日に決算発表した日本管理<3276>や、ワコム<6727>、ファンコミ<2461>などが東証1部下落率上位となっている。一方、前日買われたソフトバンクグ<9984>が続伸しているほか、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、ソニー<6758>などがしっかり。LINE<3938>は6%前後の上昇で推移している。一部証券会社の投資評価引き上げが観測されている日写印<7915>は9%近く上昇。また、ヤーマン<6630>、イーブック<3658>、リブセンス<6054>などが東証1部上昇率上位となっている。<br/>

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