11時00分現在の日経平均株価は16678.15円(前日比152.77円安)で推移している。8日の米国市場では原油先物相場が続伸し、NYダウも66ドル高となったが、為替相場が1ドル=106円台と円高で推移していることが嫌気され、日経平均は88円安からスタートした。また、朝方発表された4月機械受注が市場予想を大きく下回ったことも売りを誘い、寄り付き後の日経平均は下げ幅を広げる展開となった。足元では1ドル=106.50円台まで円高が進み、日経平均も再び弱含みとなっている。

個別では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、JAL<9201>、クボタ<6326>が3%前後の下落と売買代金上位で下げが目立つ。トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、ソフトバンクグ<9984>、ファナック<6954>、村田製<6981>などその他も全般軟調。また、日ゼオン<4205>、テクノメディカ<6678>、東京TYFG<7173>などが東証1部下落率上位となっている。一方、米子会社のインドでの原発受注が好感された東芝<6502>が5%高となっているほか、明治HD<2269>もしっかり。大型株が軟調な反面、中小型株に物色がシフトしており、PD<4587>は商いを伴って2%超の上昇に。また、gumi<3903>、メック<4971>、日新電<6641>などが東証1部上昇率上位となっている。


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