11時00分現在の日経平均株価は17130.81円(前日比128.06円高)で推移している。25日は海外市場の多くがグッドフライデー(聖金曜日)の祝日で休場だった。ただ、米10-12月期国内総生産(GDP)確報値が上方修正され、為替相場も円安方向に振れたことから、日経平均は126円高からスタートした。海外勢の資金フローは乏しいものの、3月末の権利付き最終売買日で配当や株主優待の権利取りの動きが活発となっており、日経平均は寄り付き後も17100円台で堅調に推移している。

個別では、みずほ<8411>、三井住友<8316>が小幅高となっているほか、JR西<9021>、JAL<9201>、富士重<7270>、ANA<9202>、NTTドコモ<9437>などが堅調。売買代金上位ではPD<4587>や小野薬<4528>といった医薬品株の上げ目立つ。また、ベリサーブ<3724>、サイバリンクス<3683>、テクノスJPN<3666>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、トヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、三菱UFJ<8306>、三井物産<8031>、ソニー<6758>などが小安い。また、フォーカス<4662>、イーブック<3658>、リンテック<7966>などが東証1部下落率上位となっている。


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