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日経平均先物 (日経225先物)

日経平均先物、または単に日経225先物と呼ばれる。日経平均先物とは、シカゴマーカンタイル取引所 (CME) 、大阪証券取引所 (OSE) 、シンガポール証券取引所 (SGX) に上場している日経平均株価の株価指数を基に予約取引を行う金融商品のこと。

TOPIX先物取引、日経225オプション取引と並んで、日本を代表するデリバティブ取引。日経平均株価指数の未来の動きを予想し、ある特定の期日 (満期日) の日経平均の指数を指定し売買を行う。

日経平均先物の呼値の単位は10円。10円刻みの値段で注文でき、10円刻みで相場が変動する。

CMEでは午後5時から翌日の午後4時15分までほぼ一日中取引が行われており、日経225先物とE-mini日経225の両方が取引可能である。

また、大阪証券取引所においても夜間立会(ナイトセッション)が開設されており、日経225先物、日経225mini、日経225オプション、RNプライム先物、日経300先物などに5商品の取引を行うことができる。また、取引時間は16時30分から翌3時00分まで。

 

現実株式との違い

日経225先物は日経平均株価の1000倍で取引をすることになるため、かなり大きな額を取引することになる。取引額は大きいが、各証券会社の設定する手数料で取引を行えるので、小さな額で大きな額を取引できる高いレバレッジ効果を得られる。しかし前記した通り投資単位が大きいためハイリスクハイリターンとなる。

日経225先物は日経平均株価を原産としているため、株券は実在せず、指数を売買するため株券の受け渡しはない。この際の取引は売った値段と買った値段から利益や損失を算出し差額を受け渡すことで取引を行う。この取引の方法は差金決済(差額決済取引)と呼ばれる。



取引方法

現実株式は、銘柄を購入する時点で支払を行うが、先物取引では指定した値段と満期日の値段の差額を支払う、または受け取ることになる。現実株を売買する際は、様々な要素を考慮して銘柄を選ぶが、先物取引では相場全体の動きが「上げの流れ」なのか「下げの流れ」なのかだけを考えればいいという利点がある。

また、日経平均先物取引の場合には取引期限が設けられており、この期限が来ると強制的に決済が行われ、このSQ算出日(3月、6月、9月、12月の第二金曜日)までに決済が行われなかった場合はSQ(特別清算指数)で決済されることになる。この特別清算指数 (SQ=スペシャルクォーテーション)は日経平均株価の225銘柄の寄り付きの値段を基に計算される。



日経225mini

日経225miniとは日経225先物の取引単位を1/10、また呼び値を5円にした商品のことで、取引法は一緒だが必要とする予算は少なく、リスクもその分少ない。すなわち、儲け分も日経平均先物よりはるかに少なくなる。