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2017年5月24日の日経概況

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2017年5月24日の東京株式市場は反発しました。

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終値は129円70銭(0.66%)高の1万9742円98銭でした。

前日の米国市場が4日に渡って続伸したことや

為替市場で円安・ドル高傾向になったことを背景に

買いが進みました。

高く始まって、始値を上回る陰線引けですが、

下げ材料になる外部要因を受けても力強さを見せたことが、

日本株への希望を持たせる要因となっています。

本日も最後までしっかりお読みください。

 

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【米国市場の動向】

 

前営業日の米国市場は4日続伸しました。

ダウ工業株30種平均は4日続伸して、

前営業日比43ドル08セント(0.2%)高の2万0937ドル91セント、

ナスダック総合株価指数も4日続伸して、

前営業日比5.094ポイント(0.1%)高の6138.712で取引を終えました。

 

本来は市場の関心を集めるはずの予算教書(*)に市場は無視を決め込んでいるようです。

長期金利の上昇に伴う金融銘柄の上昇、

原油高による資源関連銘柄の上昇が市場をリードしました。

 

勢いよく4日続伸しましたが、

ナスダックには続伸の伸びが鈍化する動きが見られます。

 

*予算教書

 

三大教書の1つ。

米国の大統領が連邦議会に提出する翌会計年度の予算案の編成方針を示す文書。

予算編成権は大統領にないが、大統領が必要と思う政策や

歳入・歳出などの見積もりを議会に示し、

それに沿った予算編成を議会に促す性格を持つ。

世界経済に与える影響力は極めて大きいため、世界的に注目される内容。

ちなみに三大教書とは、「一般教書(年頭教書)」、

「大統領経済報告」、「予算教書」をさす。

 

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【日本市場の動向:ファンダメンタル】

23日のCME日経平均先物は上昇、

前日比85円高の1万9770円で引けました。

SGX日経平均先物も上昇スタートで、

130円高の1万9780円で始まりました。

 

米国市場の上昇と円安傾向を受けて、

日経も上昇スタートを切り、

前日比164円28銭高の1万9777円56銭で寄り付きました。

 

高くよりついたものの、支援材料は弱く、

早速上昇幅を縮小させながら

94円高の1万9707円で前場は引けました。

 

午後よりついたあと、100円の上昇幅を回復するなどの動きが続きましたが、

前場の終値を挟んでの動きに終始、しかし引けにかけては

再び上げ幅を伸ばしながら陰線で引けを迎えました。

 

前日まで伸びていた食料品、鉄鋼などは

利益確定に押され、

米国長期金利上昇により銀行業などが好調なことを受け、

銀行業には買いが進みました。

 

東証1部の売買代金は概算で2兆2226億円、

売買高は17億2823万株でした。

東証1部の値上がり銘柄数は1427、

値下がりは466、変わらずは123銘柄でした。

 

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【日本市場の動向:テクニカル分析】

 

日経の日足は下ヒゲを持つ短陰線を形成しました。

下ひげがついていますが、短い形で、陰線なので、

上げの一服感を示す形になります。

 

抵抗になっていた一目均衡表の転換線を超えて始まりましたが、

終値付近ではやはり捕まっている様子です。

ただし、短期のトレンドを図る5日移動平均線は

超えて引けたので、高値圏への復帰は時間をかけながら

狙うのではないでしょうか。

 

19,800円台には戻り待ちの売りも多く控えていることから、

明日も上昇して近くにいくと、反落の動きも予想されますので、

注意が必要です。

 

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

 

本日は寄り付きの後、すぐ170円の上昇幅まで迫りましたが、

終わってみると始値を下回る陰線引けでした。

その要因は明日のイベントに備えての売買手控えでしょう。

 

5月開催のFOMC議事録公開を受けてその内容次第で

為替が大きく動き出す可能性があります。

6月の利上げを示唆する内容になる場合は、

ドル高・円安にふれ、日本株にはプラスの影響になるでしょう。

 

果たして、その見通しは?

雇用統計が大きく市場予想を上回るタイミングでは

6月の利上げをほぼ確信する見方が強かったのですが、

直近の経済指標をみると、若干ピークを過ぎている感じが伝わる数字なので、

反対の場合も想定する必要があります。

 

円安傾向を受け、輸出関連銘柄に買いが進みましたが、

上値を切り上げるまでにはまだ材料不足、

明日の結果をにらみ、投資家の悩みはまだ続きます。

 

注目する業種は再び賑やかな動きになってきた機械、

特に半導体製造措置関連です。

 

<8035>東エレクは高値圏で上に抜ける準備をして、

テクニカル的にも面白い、

<7735>スクリーン反発を準備するなど

注目するのに値する銘柄が並んでいます。

 

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【各市場の動き】

 

日経平均(円):19,742.98    +129.70   +0.66%

NYダウ(ドル):20,937.91    +43.08    +0.20%

ドル(円):  111.90-91    +0.71円安   +0.63%

ユーロ(円): 125.10-14    -0.01円高   -0.00%

 

ジョン・シュウギョウにより毎日更新される日経概況のバックナンバーは

TBLのホームページでご覧頂けます。

 

http://www.tbladvisory.com/topics/

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コメント

  1. Tayla より:

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