2017年5月18日の日経概況

Share On Facebook

2017年5月18日の東京株式市場は大幅に続落しました。
終値は261円02銭(1.32%)安の1万9553円86銭でした。
米国の政治不安が顕在化されてきました。
いわゆるロシアゲートと呼ばれ始まった米国の政治スキャンダルが
米国市場を大きく引き下げ、円に資金が逃避、円高が進むことで、
日本市場はダブルのパンチを受けました。
ここからの戦略を含めて、本日も最後までしっかりお読みください。

©

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【米国市場の動向】

前営業日の米国市場は大幅に下落しました。
ダウ工業株30種平均は大幅に下落して、
前営業日比372ドル82セント(1.8%)安の2万0606ドル93セント、
ナスダック総合株価指数も大幅に下落して、
前営業日比158.634ポイント(2.6%)安の6011.236で取引を終えました。

ダウ工業株30種平均の下げ幅は8カ月ぶりの大きさ、
ナスダック総合株価指数も昨年6月24日以来の大きさでした。
ロシアゲートと呼ばれ始めたトランプ米大統領による司法妨害疑惑が
市場心理を悪化させ、大幅な下落を招きました。

来週はトランプ氏が解任したコミー氏の議会証言が予定され、
その発言内容によって市場が大きく揺れ動くことが予想されます。
またそのイベントをにらみ、
来週まで世界市場は不安定な動きをする可能性が高いでしょう。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【日本市場の動向:ファンダメンタル】
16日のCME日経平均先物は大幅に続落して、
前日比400円安の1万9455円で引けました。
SGX日経平均先物も大幅続落スタートで 、
255円安の1万9515円で始まりました。

日経は米国市場の下落を引き継ぎ、大きく売りが先行、
257円89銭安い1万9556円99銭でスタートしました。
為替市場では安全資産の円に買いが入り、
110円半ばまで円高が進行、内需株を除く全面安の展開になりました。

300円を超える下げ幅で、19,500円の節目を割り込むことで
投資家の間にパニックが走った後は
始値付近まで値を戻しました。

円高ということで、引き続き食料品、電気・ガス業が値を伸ばした他、
陸運、海運も大きく下げた後は、戻して終わりました。

東証1部の売買代金は概算で2兆7198億円、
売買高は21億8463万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1574、全体の8割が下げました。
値上がりは370、変わらずは71銘柄でした。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【日本市場の動向:テクニカル分析】

日経の日足は前日と同じ形、十字架に近い上下ヒゲを持つ短陽線を形成しました。
前日の終値から離れてスタート、新たな窓を形成しました。
前日までは、5/8から始まった高値圏においての持ち合いに入っていましたが、
その持ち合いから下離れしました。

前日は「持ち合いの下辺に近づきました。
ここでさらに下げると、5/15の安値、その次は5/8の安値を切り下げると、
しばらくの調整を余儀なくされます。」と解説、
5/8の安値までをも一気に切り下げ、
5/2-5/8であけた窓を埋め切りました。

過熱感は解消され、下げ止まりを期待したいところですが、
仮に明日戻してもしばらくの調整は避けられないでしょう。
前日は「下げトレンドに入る銘柄は空売りがよく決まっているので、
取引銘柄として空売りも取り入れると効果的でしょう。」と戦略を立てましたが、
本日はその空売りがよく利益を伸ばしています。
買い戻しの注文は忘れずに入れておいてください。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

前日は2万円の壁について説明しましたが、
やはり大きな調整に入ってしまいました。
米国の政治不安による下落に加えて、
日本は「安全資産」の円を抱えているからこそ起きる円高の影響という
ダブルパンチを受けています。

ニューヨクの下げ幅から考えると、むしろよく守った方に入るのが
一つの慰安材料になるでしょうか。
ここまで守った要因には、朝方発表された1-3月期のGDPがあります。
ロイターの集計による事前予想は0.4%増の年率1.7%の成長でしたが、
実際の結果は市場予想を上回る年率換算で2.2%の成長。

守るくらいではなく、むしろ買われていく材料ですが、
米国からのダブルパンチには敵いませんでした。
ファンダメンタル分析でも触れましたが、
来週はトランプ氏が解任したコミー氏の議会証言が予定されています。

「ウォーターゲート級に発展した」と政治界で騒がれることに対して、
どのような爆弾が落とされるのか、世界が固唾をのんで見守ることになります。
そこまでは、ニュース一つ一つに敏感に反応する
ボラティリティの高い相場が予想されるので、
新たな買いは来週まで控えるのがよいでしょう。

最近の動きを引き継ぎ、本日も内需株が強い動きで、
特に食料品業種は昨年以降、上昇を続けています。
食料品、電気・ガス業は強い動きを超えて、過熱感が出ているので、
そろそろ警戒が必要です。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【各市場の動き】

日経平均(円):19,553.86    -261.02    -1.32%
NYダウ(ドル):20,606.93   -372.82    -1.77%
ドル(円):   111.38-39   -1.06円高   -0.94%
ユーロ(円):  123.93-97   -0.75円高   -0.60%

ADVFN.comサイトのブログは、独立した金融解説のためのものです。これらのブログは、共通キャリア·プラットフォームを介して独立した著者によって提供されており、ADVFN PLCの意見を表すものではありません。 ADVFN PLCは、これらの記事を編集、承認等しないため、その責任を負わず、また、第三者が、これらの情報に頼ることに対して一切の保証はいたしません。 ADVFN.comサイトにおける情報は、一般的な情報と使用目的のためのもので、特定の要件に対応するものではありません。

コメントを書く

 
最近閲覧した銘柄
NIK
NI225
日経平均株価
FX
USDJPY
ドル円
TSE
7203
トヨタ自動車
TSE
9984
ソフトバンク
TSE
9983
ファーストリテイリン..
ご覧いただいた銘柄が下記のボックス内に表示されますので、過去閲覧した銘柄情報に簡単にアクセスすることができます。

今すぐ無料会員登録し、カスタマイズ自由なご自身のモニターを作成しましょう。

ADVFNのサービスをご利用いただくには、 利用規約

P:34 V: D:20170526 03:43:19