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日本トレンドレポート 2015年第1四半期

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日本 – 2015年第1四半期

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概要

・2015年第1四半期(1-3月期)の日本企業はM&A活動の重点を 海外に置き、アウトバウンド取引は昨年第2四半期から第4四 半期まで続いた3四半期連続の減少から回復を見せた。日本企 業によるアウトバンド取引は計71件374億米ドルを記録し、四 半期として過去二番目の高水準となった。今四半期だけで既に 前年のアウトバウンド取引総額(534億米ドル)の3分の2を上 回る。

・そのうち、日本郵便による豪総合物流会社トール・ホールディ ングス買収が今期最大規模のアウトバウンド案件となり、伊藤 忠商事とタイのチャロン・ポカパン・グループが設立した合弁 会社Chia Tai Bright Investmentによる中信股份への出資がそ れに続いた。

・地域別で見ると、欧州に関心が集まり、日本企業が欧州企業を ターゲットとしたアウトバウンド取引が全体の27.4%を占め た。日本企業による欧州企業の買収総額は第1四半期のみで 102億米ドルにのぼり、既に2014年通期の総額の半分以上に達 している。そのうち、金額が最も大きかったのは、キヤノンが 監視カメラ世界最大手アクシス(スウェーデン)買収案件で提 示した28億米ドルだった。

・一方、海外企業が日本企業を買収するインバウンド取引は、金 額では前年同期比68.9%増と大幅な上昇を見せ、大幅減となっ た今四半期の日本企業による国内取引(同比32.1%減)とは対 照的だった。件数を見ると、前年同期に比べ6件減少している ことから、大口案件化の傾向にあることが窺えるが、当該案件 が取引総額を押し上げるには至っていない。

・日本のM&A市場では、日本企業を対象とした案件が過去3年に わたり減少を続け、2015年第1四半期も取引総額55億米ドル と記録上四半期として過去最低水準となった。他のアジア諸国 が四半期毎の取引総額において過去最高水準を記録したのとは 対照的に、日本を対象としたM&Aは前四半期の75億米ドルに 比べ27.5%減、前年同期の62億米ドルに比べ11.8%減となっ た。

・日本企業をターゲットとした今四半期期最大のM&A案件は肥後 銀行と鹿児島銀行の統合で、これを受けて金融サービス・セク ターがM&A活動で躍進を見せた。同セクターの今四半期の取引 総額は16億米ドルと日本M&A市場において33%を占め、消費 財を追い抜きM&Aが最も活発なセクター となった。

・日本の人口減少が進むにつれ、日本企業 は海外成長に着目しグローバルM&Aに 活路を見出すようになった。これと同時 に、海外企業も日本という世界第三位の 経済大国に参入しようと、国内企業に目 を着けている。

 

続きはこちらをご覧ください。-> http://www.mergermarket.com/pdf/Mergermarket%20trend%20report.Q12015.Japan%20-%20Japanese.pdf

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コメント

  1. Ritania より:

    That’s an apt answer to an ineniestrtg question

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